ゆりおろぐLIFE

エッセイと日々の活動。

スマホ授乳。乳をやりながら、あらゆることができる時代

授乳中、ヒマだ。

おっぱいをやっているので乳と肩などは忙しいのだが、それ以外の体と頭は暇なのである。

乳をやりながら片手にスマホ。世間では嫌われがちなスマホ授乳だが、スマホというのは育児中の人間にとってたいそう便利だ。

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アプリで授乳の記録をつけたり、ツイッターで育児記事を読んだり、ラインをしたり、夕飯のレシピや離乳食について調べたり、赤ん坊のグッズを注文したり、夫への不満あるあるお悩み相談を読んで激しくうなずいたり、メルカリで不用品を売ったり買ったりして少しでも家計の足しにしたりと非常に役立つ。

 

ただ、赤子がなかなか授乳に集中できないときや、意識してたっぷりあげたいときはスマホや本を持たない。

赤子をしっかりとホールドして乳をやる。赤子をぎゅっと抱きしめて、かわいいなあと思いながら乳をやる。母乳がよく出る気がする。

 

「いい授乳だったなあ」と思うのはそんなときだ。

しかし、1回20分×1日10回はそのチャンスがあり、それはすごく多く長い時間なので、毎回はする気になれない。

 

だから普段はスマホを持つ。本。DVD。情報収集と発信。外界とのコミュニケーション。授乳直後の行動の効率化。

乳をやりながら、あらゆることができる時代に我々は生きているのだ。

 

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さて今日は、朝からぐずり続けていた赤子の相手で忙しく、急ぎ授乳体勢に入ったワタシの周りには、スマホや本が無かった。

 

うちにはテレビもないし夫は寝込んでいるしうちには話し相手の執事もロボットもいないしでヒマだった。なので、買ったままでそのへんに置いてあった片栗粉のパッケージを端から読んでいた。

 

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片栗粉のはば広い用途を知り、また一つ賢くなった。この1000倍頑張って勉強したら、明日から片栗粉を作れそうなくらいだ。

 

片栗粉はすごくおいしそうだと思った。すごく白いし…

固すぎたアボカドを天ぷらにしようと思って買ってきたのに、気づいたらカレーの鍋にアボカドを突っ込んでいた自分にどんまいと言ってあげたい。