悪意も先送りしない。冴えない頭のためのモーニングページ
実家の片づけをしていたところ、
一枚の紙切れを見つけた。
メールを印刷したもので、どうもひすいこうたろうさんのメルマガか何かのよう。
「頭をからっぽにすると神様に近づく」
33歳で130冊以上の本を出しているらしい絵本作家、のぶみさんの言葉で、
のぶみさんは頭をからっぽにするために「雑念ノート」というものを書いて、不安や雑念を飛ばすのだそう。雑念を紙に書くことで、客観視し、書いた雑念が自分から離れていくそうです。
ひすいさんはこれを、パッパラパー革命と呼んでいた。なんてキャッチーな。
この文章のコピーをした日付を見ると4年前。 。
これ、少し前に挑戦していたモーニングページと同じじゃないかと思って驚いた。
わたしの人生はいつでも雑念と戦っていたのだ。家の中、ひとりきりでいても静かになることが少ないもの。頭の中ずっとうるさい。
さてモーニングページは、思い浮かぶことを毎朝3ページにつらつら書いて、雑念を追い払いやりたいことに気付くというもの。
少し前に2週間くらいトライしていたのだが、挫折。
理由は2つあって、ひとつは3ページ書くのに1時間以上かかってしんどかったこと。
もうひとつは、書くことによりネガティブなものをわざわざ思い出してしまうのが正解なのか疑問に思ってしまったこと。
書いているうちに人に対する悪口や不満がでてきて、イライラ。書いてすっきりということがなかった。書いてなければ忘れていたのに、書くことで自分の中の悪意を表面化させてしまうことが怖くてやめた。
「モーニングページは人生の早送り」と書いてあったのがすごく気になっていた。
モーニングページをやめてから最近まで、あたまにモヤがかかっているようで、色んなことが決められず、冴えない状態が続いてた。
頭に浮かぶ雑念を書いていくことで、
思いつくよいことは、いつかやりたい楽しいこと。
思いつくネガティブなことは、いつか直面しなければいけないこと。
なのかもしれない。もちろん、過去の出来事で嫌な目にあったことは、これから解決することは難しいけれど、自分の中での整理はしなければいけないこと。
ずっと頭の中でもやもやしていて雑念として出てくると言うことは、その整理ができていないということなんだろう。書くことで解決したいと思えるのなら、書かないことにより気づきが遅くなり、解決が遅くなることがあるのだろうと思った。
試しに書いてみたら、1ページ半ほど書くことができた。
なんとなく気持ちすっきり。鬱屈さもエネルギーになるけど、もっとフレッシュになりたいし、もっと新しくなりたい!
雑念を書き綴ることで、よいこともネガティブな感情も受け入れることで、前に進むのかもしれない。
◎モーニングページについてはこちら参照。
ジュリア・キャメロン『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
自分の中のアーティストを目覚めさせ、自由にクリエイティブに生きるためのトレーニングを紹介している。