東京おもちゃまつり2017に行ってきた。
東京おもちゃまつり2017
年に1度のおもちゃまつり@東京おもちゃ美術館に行ってきた!
木のおもちゃや手作りおもちゃのワークショップなど100以上のブースが出展するおもちゃの祭典。
初参加で、友人と友人の赤ちゃんと行ったのだけど、午後にはもう売切が多くて驚いた。雨なのにすごいにぎわい。
赤ちゃんとおもちゃまつり
0歳の赤ちゃんと来てくれた友人。
彼女はおもちゃ美術館に来るのも初めてだったので、ふわ〜っと案内。
8kgある赤ちゃんを抱っこしてきた友人は疲れていそうだったので、まずはゆったりできるところがいいかな。
ということで、赤ちゃん木育ひろばに案内してみた。
goodtoy.org
赤ちゃん木育ひろば
さすがにおもちゃまつりの日ということで、混雑していた。
赤いエプロンを着たスタッフさんが何人も待機していて、大人の抱える荷物をロッカーに誘導してくれたり、赤ちゃんが怪我をしないよう、会場を見回っている。「沢山遊んで行ってくださいね」と声かけしてくれた。私の妊婦マークを見て、滑りやすい場所を注意してくれたり。
おもちゃ美術館は、とてもあたたかいところだ。
普段の営業中も、子育てでぐったりしたお母さんがお子さんと来て、スタッフさんとお話ししたり、ゆっくり過ごして疲れを癒していくそう。
会場は木の香りに包まれていて、とても気持ちがよい。
(写真(上)は、赤ちゃん木育ひろばではなくおもちゃの森のプールのもの)
0歳のNちゃん。どうしても体験してもらいたかった、「木の卵のプール」に連れて行く。
Nちゃんに木の卵を渡してみると、目つきが変わった。
2つの卵を付き合わせて、なにかぶつぶつ言っている。
0歳の赤ちゃんも、何かストーリーを作ったりしているのだろうか。
そのうち、卵をかじったり、なめたりし始めた。
Nちゃんには、卵が何に見えたのだろう。何を想像していただろう。
やっぱりおもちゃっていいなあーと思うのはこういう瞬間だ。
友人はNちゃんと木のおもちゃの写真を沢山撮っていた。
他のお子さんや親御さんたちもゆったり遊んでいて、自然に会話が生まれるのもいい感じ。
おもちゃまつりの縁日へ
B館ではおもちゃのワークショップブース。
おもちゃの販売や、手作り体験ができる。
着いたのは午後2時くらいだったが、すでに売り切れで体験ができないところも多かった。狙い目は、やはり午前中だろう。
友人は木のおもちゃに反応していた。
お店の人に「そろそろひも通しができる月齢ですね〜こちらなんてどうですか?」と声かけされている。
へえそうなのか…さすがおもちゃの専門家たちである。
普通のお店だと木のおもちゃはとってもお高いが、縁日では500円くらいで買えてしまうのが素晴らしい。
ひのきの香りが良いなあ…。
友人はうさちゃんのおもちゃとカスタネットも買っていた。
リーズナブルに買えて満足げであった。
私はというと、友人の出展者の作品をひとつ予約していて、それを受け取った。
こちらである。
かっかーかーかーかわいい…
この得体のしれぬモンスター。そして私は里親になるのだ…
くるくるランドのポンポンマリオネットの1つである。
私が行く頃にはほぼ完売であった。
たんじょうものがたりwithはらぺこあおむし
そしてこちら。手作り絵本である。
有名な絵本である『はらぺこあおむし』と、赤ちゃんの成長アルバムが合体したものらしい。
「これはちょっと感動的ですよ」と言ってお店の人が見本のものがたりを語ってくれた…
あおむしの顔部分に赤ちゃんの写真を貼り付ける。
これはちょっと笑えてかわいい。
いっぱい食べてふとっちょになって
さなぎになる。
(中略)
そして最後は蝶になって、両親からのメッセージを書く欄があらわれ…
だばーーー(泣)
お店の方の声がまた優しくて、いい感じなんだ…聞きながら泣きそうになってしまい、大変だった。
なんていいものなんだ…
自分がこの世に誕生してから、成長する様子が物語になる。
フォトブックを注文するより手作り感があって、でもちゃんと絵本になってるところが良い。
大人になってから、自分の赤ちゃんの頃の写真見るのって結構楽しいしね。嬉しいしね。
ということで、思い切って購入!お値段、2500えん。
シールもくれた。
ちなみに、ネットでも売っていた。
でも、おもちゃまつりに来なければ、こういうものがあるということも知らないままだっただろうから、よいのだ。
授乳室
さて、電車が混む前に帰ろうということで意見が一致した我々、帰る前に赤ちゃんにミルクをあげようということになった。
おもちゃまつりには授乳コーナーがちゃんとあって、ソファや椅子、マッサージチェアが置いてある。
友人がミルクをあげているあいだ、ソファで休む。
すると、隣で授乳しようとしていた男の子の赤ちゃんが私の顔をガン見してきた。さらにずっとガン見してきた。おっぱいを飲もうとしないので、そのお母さんはたいそう困った様子であった。
私は乳幼児にじろじろ見られるのはまんざらでもないが、あんまり見られるので動揺した。私の顔はそんなに面白いだろうか。
しかし「若い女性が好きなんですよ〜」と言われ、嬉しかったのは否めない。
森のめぐみの子ども博
帰りがけ、講堂もにぎやかだったので、のぞいていくことになった。
「描いても消せる木のボード」は滑らかで気持ちよくて欲しくなってしまったし、「木片のつかみどり」やら「箸作り体験」など木の楽しそうなブースがいっぱい。
会場全体が木の香り。
まだ赤ん坊が生まれてもないので、おもちゃを買うのは控えたが、子どもがいたら無限に買いたくなるだろうなあ。
まとめ
おもちゃまつり、行くならやはり午前中が良い!
会場は歌う人あり、踊る人あり、お子さん連れの人に優しい人ばかりで、とても心地よい空間だった。
開催は明日10/15まで。 ※午後は売り切れが多いので注意。
買ってきたおみやげを夫に見せたところ、好評であった。
はらぺこあおむしブックは特によかったようで、目を潤ませていた。
ふ、予想通りだ。
しかし…
買ったはいいけれど、赤ん坊、無事に生まれてくるだろうかという気持ちになる。
だって、
赤ちゃんが無事に生まれて来てくれないと、この表紙に入れる写真がない。
どんなんでもいいから、元気に出てきてくれたまえ。
- 作者: エリック=カール,もりひさし
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