5分で作るパスタ夫婦対決
パスタってすばらしい。
わが家ではレンジでできるゆで容器を愛用していて、
何も考えたくない昼はとりあえずレンジでパスタをゆでる。
10月某日。
真鶴から帰ってきて退屈していた我々は、パスタ対決なるものを行った。
お題は、「和えるだけのパスタ」である!
パスタゆで容器に2人ぶんのパスタを投入し、レンジにかける。
5分で作るとはいうものの、レンジでチンするのに15分かかるから注意だ!
さて、さして料理が得意ではない夫は何を作るのか?!
…しかし対決というのに、夫は席を立たない。
テーブルに並べた調味料を一瞥し、パソコンを眺めている。余裕の表情である。
私の作品「貴族の5分パスタ 塩昆布バター」
私は塩昆布とバターを用意。
レンジでゆであがったパスタをボールに入れ、全てを混ぜ合わせる。
分量はテキトウである。
仕上げに、あらびき黒胡椒を少々かけたら完成。
できあがって半分以上食べたものがこちらである。
写真はともかく、味は大変に美味しい。
バターの豊かな香りとコクが塩昆布の塩気と非常によく合う。
黒胡椒もたっぷりかけるとより香り高い。
和えるだけパスタの王者と言えばたらこパスタだが、これはその系譜を受け継ぐものといえよう。
海鮮の風味をバターで包み込んだ一品だ。
文句なしにおいしい。
夫の評価「これは高級な香りがする…庶民の食べ物ではないね」
夫の作品「マヨケチャ」
注目の夫が作ったものがこちらである。
シンプル・イズ・ベスト。
The マヨケチャ
マヨネーズとケチャップをかけて混ぜただけのものである。
量はねちょねちょするくらいで、色はなんとなくピンク色になれば良いらしい。
実食。
ねちょねちょ…
ん?
…意外と、おいしい?
うん。
サラダスパゲティよりは旨味があり、トマトパスタよりは程よい酸味と甘みがあり…
おいしい。
これは意外である。
色もピンクで可愛いので、もう少し具を工夫すれば立派な料理に仕上がりそうである。
夫によれば、マヨケチャパスタは夫の父が作っていたものらしい。
代々受け継いで来たのか…
夫は「こんなものを食べるなんて、君は頭がおかしいね!」と言いながら自分でもりもり食べていた。
結果
両方おいしかった。
パスタは早くてたのしい。