東京で働くのは無理ぽと思ったので、Webのぷろぐらみんぐの勉強をはじめた
東京で働くのは無理ぽと思ったので、Webのぷろぐらみんぐの勉強をはじめた。
ドットインストールというオンラインの授業をがしがし受ける。
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東京には、面白い仕事がたくさんある。すごく沢山ある。
あらゆる種類のベンチャー企業が、有名な会社が、表参道やら神保町やらにある。
社会の不平等を是正する、社会起業とよばれるかっこいい会社も、NGOもNPOも、みんな都心にオフィスをもつ。
できることならそこで働きたい、と思う。
ただし手取り30万、稼げることができたなら、という条件付きだ。
最低でも、都心のファミリー向けの部屋は10万エンするのだ。
払えない。そんなに稼げない。
家賃が高いから郊外に住むしかない。通勤1時間半、満員電車にもまれる生活を、私はしたいのだろうか。続けられるのだろうか。健康と幸福を、守れるだろうか。
長い通勤、満員電車を毎日楽しまなくちゃいけない。家畜列車のように詰め込まれる。ぎゅうぎゅう、モーモー。
しかも、ほとんどの会社が、残業がありそうな雰囲気だ。
素敵そうな会社でも、採用情報の待遇欄に、固定残業代込み、と書いてあったなら私は即座にページを閉じた。
通勤が長いうえに長時間働くとなれば、赤ん坊と過ごす時間はほとんどなくなってしまう。生きる意味がない。
すごく面白い仕事より、私が欲しいのは赤ん坊と過ごすゆったりした時間と、広い部屋だ。
そのためには、家賃が安い地域に行けばいいのではないだろうか。
家賃が安ければ、広い部屋に住める。
家賃が安ければ、もし仕事が辛くなったり、飽きたり、健康を損なって辞めたくなっても負担が少ない。万一の負担が少ないことは、我々の心を和らげる。嫌だったらやめても大丈夫と、自由にさせる。
家賃が安い場所で、はたらく。
そして思いついたのがWeb業界であった。
Webサイトを作ったり守ったりする仕事は、全国どこでも、世界中どこでもできるところが夢のようだと思う。
ワークライフバランスを重視して、地方にあえてオフィスを構える面白そうなベンチャー企業はIT系ばかり。ノマド、ノマド。東南アジアにも結構たくさんの日本のIT企業がある。
地方や海外の、生活費のあまりかからない場所で暮らす。広い部屋で暮らす。
そこそこ面白い会社で働く。通勤は自転車だ。18時過ぎには帰宅し赤ん坊とたわむれ、ブログの1つでも書く。自分で作ったサイトの管理をしたり、勉強をしてもいいかもしれない。
休日は、近くの豊かな自然を楽しんだり、知らない土地の町歩きを楽しんだり、マンゴーをむさぼり食べる。
うむうむ。よさそう。自己実現と愛と健康の計画だ。完璧すぎて震える。
でも未経験だし30台になっちゃったし、乳児持ちだし数年内にはもう1人産みたいし、雇ってもらえないかもしれない。勉強しても無駄かもしれない。向いてないかもしれない。何もかも失敗かもしれない。どうしようどうしようと気持ちは揺さぶられる。
それでも今、がしがし勉強したい、という気持ちはある。ぶるんぶるん揺さぶられながら、しかし前には進んでいこう。