夫婦2人で無職だけどブログ

ただいま夫婦で無職ですが、愉快に暮らしています。

夫の育休明けに起こる不安

「辞退する」

無職の夫に「働いて」と言う妻は少なくないだろうと思うが、

「どうか働かないで、さびしいから」と言う妻はどれだけの数いるのだろう。

 

1年半に及ぶ就職活動の末、夫は仕事を得た。特に、彼のやりたかった仕事ではない、欲しかっただけの給料ではない。家から劇的に近く残業がないというだけで決めたおしごとだ。

でも、彼が頑張って決めたお仕事だ。

 

しかし私があまりに不安定になるので、とうとう夫は「辞退する」と言い出した…

どうなる我が家。

 

昨日

ねっとりとした9月の土曜日、朝から夫と気まずかった。

数日前に「仕事が決まった」旨を伝えられ、私は平静を装っていたが、静かに動揺していた。

 

これまで育休だったわけではない、不安定な夫婦共に無職の状態だった。が、3人で一緒に過ごしてきた。

それが終わる衝撃が、ぐらぐらと私を揺らしていた。

 

新しい環境に飛び込む夫、家庭のために頑張る夫を応援しなければと思う一方で、

 

これから自分は 

大嫌いな家事を1人でやらなければならないという苦痛。

活発な赤ん坊をちゃんと育てられるかという不安。

家計を支える夫ともう対等ではいられないのではないかという恐れ

 

でいっぱいだった。

 

お休み中の分担体制とのギャップ

これまではなんでも分担してきた。

家事も育児も。おっぱい以外はなんでも分けてきた。

 

私が朝ごはんと離乳食を作り、夫が赤ん坊を見る。授乳前のおむつ替えは夫がやる。1人が赤ん坊を連れ出して遊ばせ、もう1人は自由な時間を過ごす。歯医者に行っている間夫が赤ん坊をみる。

一緒にプールに行く、買い物に行く…

 

さびしかった。

大変以前にさびしかった。

 

働いて1日8時間もいなくなってしまうことがさびしかった。家の中にひとり、赤ん坊と対峙しなければならないことに今さら緊張していた。帰宅した夫を甲斐甲斐しくお世話することを想像して震えていた。

 

さびしいの次は「やりたくない」。どう考えてもやりたくない。向いてない。掃除も洗濯もやりたくない。皿洗いも1000年後までやりたくない。

 

家事も育児も向いてない。それより本読みたいし勉強したい。赤ん坊は大好きだがずっと相手をするのは大変すぎだ。向いてない。

1人では赤ん坊にアテレコしても一緒に笑ってくれる人がいない。盛り上がらない。

 

それから、「対等でなくなるのでは」という不安。

 

そう。家事も育児も大事な仕事、そう口では言っていても、私はそれを軽視している。

 

外で稼いでくる方が、エライ。家事は大したことない仕事、つまらない仕事、価値のない仕事。家事をしているだけのヒトはツマラナイ…

 

自分もそういう偏見を持っているということがわかった。偏見とまでは言わなくてもいいかもしれない、私はただ重視していないのだ、家事育児を。私は、家事育児を愛し慈しむムーミンママにはなれないのだ…

 

家事育児の向き不向き

家事育児したくない新しもの好きな私、本当は家にいたい几帳面な夫。

 夫の大事にしていることは、「居心地がいい空間をつくること」。私は「文章を書いたり、新しいことに挑戦すること。」

 

どう考えても、私が外に働きに行った方が価値観的には合うよねという話になった。私が不安定になることを、夫はものすごく恐れていた。

 

私は確かに向いてない。専業主婦には向いてない。皿を洗っても洗濯したタオルをしまっても、夫のように美しくはできないし、こだわりがない。

生命に支障ない作業はできるだけせずに効率的に最低限やって、あとの時間は全部自分のやりたいことに注ぎたいタイプだ。

 

いっそ私が就活をして、赤ん坊の離乳もむりやり進めて、もう就職してしまおうか…

 

しかし、私のプログラミングの勉強は、ようやく進んできたところで、ポートフォリオ作成まではどうにかやり通したい。

 

モヤモヤ…

 

(寝込む夫)

 

この日、赤ん坊が珍しく昼寝をした。

 

夫婦の間の妙な雰囲気や、私が泣いているのや、いつもあやしてくれる夫が笑わないのでストレスを感じたのだろう、ぐったりと寝付いたという感じだ。ごめん…

 

「大丈夫」

皿を洗いながら、考えた。

 

家事をしたくないこと、育児をちゃんとできるかという不安、1人で部屋にいるのがさびしいということ、もう対等になれないのではという不安…

 

ハッとした。

 

私は夫を信頼してない。

 

また前の激務の頃のように、家庭内でイライラするのではないか、私はビクビクしながらやりたくない家事をしなければならないのではないか、夫が外で働くのだから、家事も赤ん坊の世話も全部やらなければならないのではないか。

 

「手伝って」とも言ってはいけないのではないか…

 

…そんなことない。

そうだ。夫は、私が大変そうな時は、助けてくれる人だ。

 

ここにいるのは、半年間、一緒に育ててきた赤ん坊だ。この子の世話をするのは、私だけの仕事じゃない。

夫は、家族みんなが心地よい空間にいられることを一番大切にしている人だ。一緒に、助け合ってやっていけるはずじゃないか。

 

私は何を疑っていたのだろう。

 

信頼だ。大事なのは、信頼だ。

 

うん。

 

「大丈夫、この人とやっていける」という感じ。

「専業主婦になっても、大丈夫、私はやっていける」という感じ。

 

相手を信頼することは、自分を信頼するということだ。

私が自分を信じることができなかったから、相手を信じることもできなかった。

 

やっていける、きっとやっていける。

頑張って勉強もできる、文章も書ける、いろんな人に読んでもらえる。

Webサービスも作れる。家事もできる、赤ん坊ともうまくやっていける。

夫とも仲良くやっていける。

 

そう思ったと伝えると、寝込んでいた夫はようやく振り向いてくれた。

 

 

今日の結論。

・育休明けでこれから大変になるけど、

大事なのはお互いを信頼すること

です。

 

相手も、赤ん坊の成長を大事に思っていると信じること。

頼ってもいいと思えること。