自己分析でいちばん何度も立ち戻ってる「ストレングスファインダー」
きっかけはカンボジアで一冊の分厚い本を知人の本棚で見つけたことだった。
タイトルは、『さあ、才能(じぶん)に目覚めようー』という。
「いかにも」自己啓発系で、「目覚める」とか「才能(じぶん)」とか、単語はうそっぽい雰囲気をかもしだす。
でもなぜだか気になり、本棚を見るたび二度三度とその本を探してしまい、手に取って勝手に借りて読んだ。
後で聞いたところによると、カンボジアで知り合った起業家の何人もがその本を読んでテストを受けていた。わたしが勝手に借りて読んだのはそのうちの一人が線をひきひき使用したもの。
<人は強みと弱みがある。人は自分の苦手な部分を過剰に意識してしまい、それを何とか克服しなければいけないと思いがちである。
しかし、君は強みを持っているのだ。それを知り、研ぎ、生かせる仕事をすることで、人生は何倍にも輝く。人は生まれつきの強みを持っていることをするとき、初めから、殆ど完璧に、それをできる。
何度やっても意味を理解できない苦手な英会話の勉強に膨大な時間を費やすより、コミュニケーションの苦手な人が無理して飲み会に参加したりすることよりも、強みを生かせ。>(要約)
特にインパクトのあったのが、「苦手なことを克服しなくてもよい、むしろ無駄である」
という内容。そして、「強み」なんてものが自分にあるのだろうかと、あるのなら知りたいと強く思った。
そしてなんと、人生初の、「お金出して自己分析テスト」をやったのである。
このテストは基本的に、人生で一度きり。意図的に回答を動かして結果を出せないよう工夫されたテストだけど、初めの一回だけが一番意味があるそう。
値段は、1800円ほど。
新刊で本を買うと、テストを受けるためのコードをもらえる。本を買わなくてもコードだけネットで購入も可。
やはり、本を読んでからテスト受けるのがおすすめ。
「やったーこんな強みあった―ラッキー俺って有能ー」であっという間に忘失していくくらいだったらやらなく良いよね。だまされるくらい真剣に読んで真剣に結果読んでいく方が面白いと思う。
ちなみには私の結果は、驚くほど嬉しいものでした。
あらゆる「強み」のうち、自分が持っている上位1~5位の強みを結果でもらえる。
私の場合、「確かに、これ得意かも」と思うものが1位だった。「着想」である。得意と言っていいのかわからなかったから、テストで1位と出て、励まされた。何度も読んだ。
第2位は「ポジティブ」であった。内気で陰気ながら前向きさもあると認めてもらえた気がした。他にもなるほどと思えるものばかり。
「達成欲」とか・・・飽きっぽくて、いつも目標が欲しい自分の特性を理解できた瞬間だった。瞬間と言うか、テストを受けて半年以上たって、自分を見失ってきたと思ったときに自然とこのテストのことを思い出す。
「達成欲の強い人は、毎日毎日、一日の中でもなにかを達成したいと思っています。」
つまり毎日トライすること、変化をおこし達成することで、私は一日の充足感を得られやすくなるということ。
「そういうタイプ」の人間であることを理解し、「そういう自分が満足できるためには」どうすればいいのか工夫するということが、「強みを理解し、のばすことで人生の満足度が格段に上がる」。
大事なのは、「世間一般的に立派とされる」ものをなんとか手に入れることじゃない。
「自分が」満足できる人生を選ぶことだ。
ちなみに、わたしは対人関係系のスキルは上位5つのうち1個も入っていなかったーーーーーっ!先生とかにならなくてよかった!
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