朝だるいダメ人間に捧ぐ、心地よい朝のためのメソッド4つ
「朝」「だるい」「しんどい」「会社行きたくない」等で検索していただいたみなさま、こんにちは。
今日も全国の朝だるい族のみなさまが検索をしておられることだろう。
「太陽の光を浴びましょう」だの、「カーテンをまずあけましょう」だの、「シャワーを浴びましょう」だの、様々な方法が紹介されているが、
私は朝、目覚めてコンマ1秒でカーテンを開け放ち、立ち上がり、ウォーキングやサイクリングにいったものの、その後は決まって体調がわるくなる人間である。
いままで全然朝だるいの治らなかった、われこそダメ人間という方にぜひ読んでもらいたい。
朝だるい族の生きづらさ
朝だるいのはしんどい。「朝だるい」にかけては、私ほど不遇な環境にあった人間はそういないだろう。
なぜなら私の周りは、朝5時には目覚めて活動をする、はつらつとした人間ばかりだったからだ。家族も親戚もみんなだ。そんな人たちに囲まれて育ったのだ。だるいのは私だけという孤独と劣等感を味わってきた。ただ夜が大好きだったのだ。
休日は10時ごろまで寝ており、目覚めたらぼんやり過ごして、昼間も15時を過ぎたころからようやく脳が起きだすので、買い物へ行き、18時ころから調子よく作業が進み、夜22時ごろから集中力のピークを迎える。やりたいことは皆夜にやっていたのである。
周りからは、「けしからん奴だ」ということで冷たい視線を浴びた。
「朝だるい人間」「朝弱い人間」に世間は冷たい。朝起きれないのはダメ人間、生活習慣がなってない、いいかげんである、やる気が足りない、意志が弱い・・・等。
朝起きれないから仕事にあまり集中できなかったり、始業時間に遅刻してしまうこともしばしば。滑り込んだとしても、だるくて頭はほとんど動いていない状態。
世間では「目覚めてから2時間が生産性のピーク」とさえ言われているのに、なぜわたしはこんなにもだるいのだろう。そんなことでずっと悩んでいた。
朝だるいを克服したかった理由
学生の頃はそれでもよかったのだが、大人になると家事や仕事や勉強や映画や読書、金策や親戚づきあいや老いへの不安や肌の手入れ、明日の天気を心配する等やることが多くなり、夜にまとめてやっていたのではとても足りなくなった。
また、単純に、集中し始める15時までのぼんやりした時間が不快だった。
わたしだって、朝を有意義に使ってみたいのだ。しゃきしゃきして、早めにやることを完了させ、ゆったりした時間に本を読むなど楽しみを入れながら、爽やかに今日を生き切りたい。
これは自由とのたたかいだ
幸運なことに、わたしはいま無職である。家事労働はしなければならないが、なんでも実験できる環境にある。勉強したいことは山ほどある。「朝だるいを克服すること」は、「わたしは家でコアタイムを設定しノマドワークができる人間なのか、ひいては仕事さえつくればモルディブで暮らせる人間なのか」への挑戦だ。
つまりこれは自由への挑戦なのである。
気持ちよくなりたい。
さて、「朝だるい」と戦い、結果いま私はお昼前に爽やかにパソコンを打っている!!!
私は、「管理」という言葉が嫌いだ。「自己制御」という言葉が嫌いだ。
自分を抑え、欲望をおさえ、なにかにひれ伏し自分を変えることはわたしにはできない。なぜできたかというと、これが「気持ちよかった」からに尽きる。
あなたはだめじゃない。私もだめじゃない。朝だるいと闘い、気持ちよさを手に入れよう。
メソッド4つ
①長座前屈がめっちゃおすすめ。ぐわー血行がよくなった
最も痛く、きつく、人気がないことで有名なストレッチ、長座前屈。
膝の裏のひっぱられる痛さがとんでもないが、30秒くらいがんばった後の、
どっと血が巡る感じ、足が軽くなる感じはすごい。これで、岩のように動かない朝の体も動くようになる。さあ動け!どんなストレッチよりランニングより私はこれがよく効く。
私は朝だけでなく夜寝る前や気づいたときだるいときにやっている。さらに長座前屈によりヒップアップ効果もみられる。
②朝は立って作業する
私は、机の上にカゴを裏返して置く。その上にパソコンやノートを設置し、作業する。これがいい。とにかく眠くならない。それに、スタンディングデスクなんてまるで気分は新進気鋭のIT社長である。
ぜひ自宅でもオフィスでも実験的にやってみて欲しい。しゃきっとするから。
作業しながら腰を振ったり、つま先立ちをするのもオススメである。これもやはりヒップアップ効果がある。
③集中できる飲み物を飲む
以前ブログ(集中力を高める飲み物 - ぽんゆり日記)にも書いたのだけど、やはりこれを飲んだ後はどうもなぜか、頭がしゃっきりして活動しているのだ。大豆とココアがいいようである。
参考本はこちら
④鏡をデスク横に設置する
こちらは、メンタリストDaiGoさんの『超集中力』を本屋で全部立ち読みして読んで、さっそく実践し効果を感じている。
鏡に自分の姿が映ることで、自己認識ができるそうだ。家ではだれも自分を見ている人はいないと思うと、つい猫背になりがちである。猫背どころかほとんど丸まりすぎて球体である。
もしここがオフィスなら、こんな体勢にはならない。職場のイケメンの先輩に、ライバルの同僚に、憧れの上司に、憧れでない上司にさえ、わたしは背筋美しい姿でありたいのだ。見栄っ張りなのである。実態よりよく見えたいのである。あわよくばその見えている私の最善の部分を引き伸ばし、全存在にとっかえたいのである。
自宅デスクの横に鏡を置くと、ふとしたときに自分と目が合う。猫背が見える。ぐしゃぐしゃの髪が見える。こうなると、しゃきっと服を着替えて、まゆげくらい書いて、背筋伸ばしておこうと思うのである。
しゃきっとできると、気持ち良い
死ぬほどけだるかった朝、いつもより早い時間に集中できるとは、これは夢のようである。
上記にあげた4つが特におすすめだが、他にも、朝のだるい時間に掃除機をかけたり、洗い物をしたりして体の血行を良くすることや、to do リストを作成して頭をすっきりさせること、朝ごはんはビタミンとタンパク質(フルーツと煮豆や卵)を摂取することなども良かったと思う。
朝、長座前屈をして、軽くなった体で朝ごはんを食べる。
朝食後、スタンディングデスクの前に立つ。横には集中できる豆乳きなこドリンクがある。
好きな音楽をかけながら、やりたい作業をする。ふと疲れたとき、鏡に自分の猫背が目に入る。そうしたら背筋を伸ばすか、休息を入れる。休息時、また長座前屈をする。休憩した後は、また集中できる。
しゃっきりすることは、気持ちよい。
みなさまが素敵な朝を、毎日をすごされますよう。