飯田商店で神奈川No.1美しいラーメンを食せ@湯河原
飯田商店とは
今朝は起きたのが12時だった。
天気は雨。とても冷える。腹は減ってる。
これほどラーメンにふさわしい日はあるまいと思い、念願の飯田商店へ行ってきた。
飯田商店は、食べログランキング神奈川1位のラーメン屋さんである。
1年前に食べたことがあり、今回の真鶴移住体験でも、一度は遊びに行こうと思っていた。
とりわけ忘れられないのが、「金華豚の雲呑(ワンタン)」であった。
金華豚とは山形のものすごくおいしい豚のことらしいが、本当にものすごく美味しい。
一口かじっただけで、肉の旨味というか、風味というか、「おいしいで〜〜す!」と頭の中で鐘がゴンゴン鳴り響く感じなのである。
私はそんなにラーメンが好きなわけではないが、ここのラーメンは好きだ。
ただネックなのが行列に並ぶのが面倒だということである。
1年ぶりに来店
今回、13時に到着した時点で、並んでいたのは6名くらい。ベンチで座って待つことができた。
外は寒かった。どうでもいいが換気扇から出るゴオゴオとした熱気があたたかくありがたかった。
「食券を買ってきてください」と途中で店員さんに言われる。
列を一旦出て、店内で食券を買い、食券を持って列の元の位置に戻ってくる。システムがよくわからないので戸惑ったが、周りのお客さんもやさしくて良かった。
結局待ったのは15分か20分くらいか。すばらしい。
いざ、店内に入る。
今回は、カウンターに案内された。
相変わらず清潔感あふれるキッチン、客席である。レンジフードなんて鏡のようにぴかぴか。
席に着くと、インスタ映えしそうな美女3人が食べ終えて席を立つところであった。
斜めの席には若いカップル。
なるほど美女もデートに連れてこれるラーメン屋である。
夫とぶつぶつ言っているうちに、ラーメンが届いた。
実食
「ワンタン入り醤油ラーメン」1100円
「塩ラーメン」900円
塩ラーメンの写真は残念ながら夫の食べかけのものである。だが、本当に色合いが美しくて感動してしまった。
3種類のチャーシューの、ピンク色。黄金のスープに白髪ねぎ、ミツバの緑のバランスは芸術品のようでうっとり。パステルカラーにグリーンの組み合わせで、思わず「かわいい」というラーメンに似つかわしくない言葉が出てしまいそう。
味は私は醤油が好み。
チャーシューは、脂っぽくないのに、むちむちとした食感がたまらない。
麺はつるつるシコシコといった具合でなめらか。
そして1年ぶりの金華豚。金華豚。金華豚はやはり、金華豚であった。
ワンタンのチュルチュルとした生地も素晴らしい…。
思い出すとよだれがでる。
ここのラーメン屋さんでは、調味料は客席に一切置かれていない。
胡椒とかにんにくを自由に入れて、自分好みにするような、そういう楽しみはない。
あくまで、完成品なのである。
でもそれが完璧においしくて美しいので、きっとまた来てしまう。
飯田さんは、相変わらずいい感じだった。
↑カップラーメンも出してるのか、飯田商店。