ぽんゆり日記

気になったことを綴っていきます。

わたしは「専業主婦」なのかどうかについて

職業をきかれたときに、「専業主婦」とこたえることにとてもためらう。

紙のアンケートならまだしも、「ご職業は?」と直接きかれたらどうしようか。

「そうですねえ。まあかたちでいえば専業主婦なんですけど、専業ってほどでもないんですよねえ」妄想にとりくむ毎日である。

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わたしのスペックでいえば、

・無職であり、

・うっかり結婚しており、

・洗濯や掃除や料理などはたしかに夫よりわたしの方がしているが、

なんかのアンケートに「ご職業」を問われると、

いつも「主婦」に丸をつけることに違和感を持つのである。

 

 そんなに家事を一生懸命やっているわけじゃないし、そこまでやりたくない。

外で働きたいけどまだ働いていないから私の方がやっているだけだ。

「専業主婦」ってくくりは、なんだかとても強い感じがして、恐れ多い気もして、自分の今の志向とのギャップに体中かきむしらんばかりの抵抗を覚えるのである。

 

「主婦」ってなんなんだろう。

 

「お弁当つくってるんだ、偉いね。」「主婦ですから」

「掃除ちゃんとするようになったんだね」「主婦だからね」

 こういう会話あるよね。できるよね。

 

「主婦ですから」って、

「わたし既婚ですから」ってことか。

既婚の女性は、料理したりお弁当作ったりまめに掃除したりするものだからということか。

働きながら家のことをする+結婚している=兼業主婦

働かずに家のことをする+結婚している=専業主婦

働きながら家のことをする=仕事を持つ独身女性

働かずに家のことをする=家事手伝いの独身女性

もやもや。

 

ならば昨今の「主夫」はどうなのか?

主夫とはいっても、専業主夫って言わないね。なぜなら兼業主夫がないから。

なんで兼業主夫がないんだろうね。

働きながら家のことをする+結婚している≠兼業主夫

じゃあ兼業主婦ってなんだよ。

 

兼業主婦の人は、職業欄に≪ 主婦 会社員 ≫と書いてあったら、

やはり会社員と書くのだろうか。

正社員だったら「会社員」で、週に2.3日働く人は、「主婦」なのだろうか。

家事を一生懸命こなして、週に2,3日事務のパートに出ている人は、「会社員」と名乗ることには違和感をもったりするのだろうか。主婦のほうがしっくりくるのだろうか。

 

なんかの定義によれば、「主婦」とは家庭内の役割のことであり、社会的には「無職」に属する。結婚したら女は主婦になるし、男は主夫になるんじゃないだろうか。

あるいはどちらも要らない肩書きなんじゃないだろうか。なんなんだ。

 

わたしは、どちらかというと、アンケートにははっきりと「無職」と自分は書くべき人間だと思う。激しく働きたいのにまだ収入をもたないからだ。

しかし時折、「無職」というあまりに残念な言葉の響きに耐えかねて、「主婦」を選ぶ。

「主婦」という言葉の響きがもつ、わかりやすさ。組織に属していない、揺らぎのあるわたしたち。なんかのくくりに入れてもらうのが嬉しいのである。安心なのである。

 

主婦ですから。

専業主婦ですから。

兼業主婦ですから。

独身ですから。

シングルマザーですから。

無職ですから。

主夫ですから。(ってだれか言って。会社で言い訳に使って。)

 

肩書きって、なんだかとてもねちっこい。