ゆりおろぐLIFE

エッセイと日々の活動。

今日もよだれでメガネが曇る

5ヶ月の赤ん坊にメガネを食われる。

 

生後1ヶ月時点で腰をひねる動作を頻繁にしていたが、3ヶ月目で寝返りし、5ヶ月でずり這いをマスターした。ずり這いというのは、いわゆるほふく前進。

軍隊の動きである。

 

今や右に左に回転し、前に進むことが可能だ。いかにも前に進んでるのよという顔をして、後ろに進むことも可能だ。めぼしいものに向かって、片っ端から取り組む。

 

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抱っこをしてやれば、私のメガネに手を伸ばす。つかみとり、舐め、レンズを舐め、柄を喰らい、柄の部分を左右にびよんびよんと広げる

メガネユーザーならだれもが1度は夢見る、禁断の「めがね左右にびよんびよん」をやるのである。ゆるむ…ゆるんでしまうよお…

 

人のメガネを左右に広げるなんて楽しい遊び、素晴らしいに決まっている。私もやりたいくらいだ。

…今日も赤子のよだれでわたしのメガネは曇っている。

 

他にも、私の髪の毛、スマホ、薬入れ、私の髪の毛、ペットボトル、温度計、ヒモなどに強い執着を見せる。どこまでも追いかけてくる。泣いて求め、うなり、予想外の速さで這ってくる。

毎日そんなことをやっているものだから、日に日に運動能力が向上していることが感じられる。

 

知り合いの同い年の子は、なんでもあっさり諦めてスルーするらしいので、これも個性なのであろう。(その子は、よく歌をうたったりしている。そちらはそちらで可愛らしい。)

 

わが赤子は、ほしいものは必ず手に入れてやるという、モチベーションに溢れた男なのだ。

モチベーションは人を突き動かす。不可能を可能にする。人を成長させる。本人すら思いもよらなかった場所に連れて行ってくれる。それがモチベーションだ。

 

人生にもっとも必要なものを、すでに彼は備えているのだ…

 

 

しかし…あれだな(ギャン泣きずりばいずりばいメガネ食われるめがねよだれ家事家事夫への気遣い夫への配慮夫ケアおむつ乳乳おむつ離乳食勉強風呂)…疲れた…